落語初心者におすすめ!噺家・講談師のYouTubeチャンネル6選|見方がわかるともっと面白い
※当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムに参加しています。
はじめに
「落語って面白そうだけど、なんだか敷居が高い」「そもそも何から聴けばいいのかわからない」――そんな声をよく耳にします。
でも今、YouTubeを開けば無料で、噺家本人が発信する高座映像や解説動画、舞台裏の様子にまで見られるので、落語や寄席がどんなものか気軽に知ることができます。実際に寄席へ足を運ぶ前に、まずは家のソファでスマホ片手に「落語の世界」を体感してはいかがですか?
この記事では、
- 落語そのものの面白さがわかるチャンネル
- 寄席という文化の空気がわかるチャンネル
- 噺家・講談師という仕事の実像がわかるチャンネル
という3つの視点から、初心者に自信を持っておすすめできる6チャンネルを選びました。
落語初心者におすすめの噺家・講談師YouTubeチャンネル6選
1. 春風亭一之輔チャンネル
今最もチケットが取れない噺家。古典落語を、今の感覚のまま楽しみたい人にまずおすすめしたいのが一之輔さんです。「落語の素朴な疑問Q&A」のような、初心者が抱きがちな疑問に寄り添うコンテンツも用意されています。
コロナ禍で寄席にみんなが行けない時期に開設されたチャンネルで、最近は忙しくなったせいか更新されていないのがちょっと残念。でも、落語や寄席についてわかりやすく説明しているのでおすすめです。
あわせてチェックしたい
YouTubeで気になった噺を、今度は音声作品としてじっくり味わってみるのもおすすめです。移動中や作業中に「ながら落語」ができるのも音源ならではの楽しみ方です。

春風亭一之輔『今んところ、そのに』CD
2. 神田伯山ティービィー
こちらもチケットが取れない人気の講談師神田伯山さん。「話芸を語りで魅せる」という点では落語と講談は地続きの世界で、初心者が話芸全体に興味を広げる入口として非常におすすめできます。
高座映像はもちろん、トークや密着・舞台裏企画を通じて、物語を語る技術や修業の厳しさに触れられるのが魅力です。「落語と講談って何が違うんだろう?」と実際の映像を見比べながら感じてみる、という楽しみ方を提案します。
あわせてチェックしたい

最後の松之丞 - 神田松之丞(現伯山)CD
3. 突撃!ヨネスケちゃんねる【落語と晩ごはん】
落語家・桂米助(ヨネスケ)さんが発信するチャンネルです。かつてテレビの人気コーナーだった「突撃!隣の晩ごはん」で知られる顔なじみが、YouTubeでも変わらぬ人懐っこさを見せてくれます。
このチャンネルの魅力は、自身が所属する落語芸術協会の枠を超えて、東京・大阪の各派にわたる噺家をベテランから若手まで幅広く紹介している点です。「この噺家さん、知らなかった」という新しい出会いが生まれやすく、落語界全体を横断的に見渡せる貴重な入口になっています。落語界の裏側に迫るトークや、お馴染みの「晩ごはん」企画など、肩の力を抜いて楽しめる内容も魅力です。
あわせてチェックしたい

噺家の魂が震えた名人芸落語案内 (竹書房新書)
4. はじめての落語【林家はな平公式YouTubeチャンネル】
落語協会所属の真打・林家はな平さんによる公式チャンネルです。チャンネル名がそのまま示す通り、「初心者にもわかりやすい落語を」という姿勢が動画のすみずみに表れています。
「落語家あるある」「落語講座」「落語家クッキング」など、堅苦しさのない切り口で落語家という職業そのものを紹介するコンテンツが充実しているのが特徴です。高座そのものを観る前に、まず「落語家ってどんな人たちなんだろう」という素朴な疑問を解消したい人に向いています。
あわせてチェックしたい

山田全自動と林家はな平の 落語あるある
5. 落語協会ゆーちゅー部
個人チャンネルとは一線を画す、落語協会による公式コンテンツです。寄席の舞台裏、出演者の紹介、寄席鑑賞のマナーなど、「初めて寄席に行く前に知っておきたい基礎知識」が詰まっています。
これから初めて寄席デビューをしたい人、落語会での過ごし方を事前に知っておきたい人には特におすすめです。この記事の締めくくりとして「動画を見た次は、ぜひ実際の寄席へ」という流れにもつながります。
6. 落語芸術協会
落語協会と並ぶ大きな団体のひとつ、公益社団法人落語芸術協会による公式チャンネルです。個人チャンネルとは違う視点で、協会に所属する噺家たちを俯瞰的に紹介しているのが特徴です。
新真打の紹介や協会所属の噺家によるオンライン落語会など、「この協会にはどんな噺家がいるんだろう」という全体像をつかみたいときに役立ちます。お気に入りの一人が見つかったら、その噺家個人のチャンネルへと辿っていく、という広げ方もできます。
YouTubeで落語をもっと楽しむ3つの見方
チャンネルを観るときに、ちょっと意識してみるとさらに面白くなるポイントを3つ紹介します。
- 同じ演目を、別の噺家でも聴いてみる:同じ「まくら」や台詞でも、噺家ごとに間合いやオチへの持っていき方がまったく違います。
- 「まくら」「仕草」「登場人物の演じ分け」に注目する:扇子や手ぬぐいの使い方、声色の変え方など、細部に個性が表れます。
- 気になった噺家の出演する寄席を調べてみる:動画で「好きかも」と思えたら、実際にその噺家が出演する寄席をチェックしてみましょう。
落語との出会いは、最初から知識を詰め込む必要はありません。「この人の声、なんだか好きだな」「この話し方、心地いいな」――そう思える噺家や講談師を見つけることが、何よりの入口です。
まずはYouTubeで気軽に観てみて、気に入った演者が見つかったらCDや本でじっくり味わい、そして実際の寄席へ。そうやって少しずつ、落語というお楽しみの世界を広げていってみてください。

